平成20年4月11日に四国八十八箇所と別格二十箇所巡りをはじめ、5月30日に高野山へお礼参りをするまでの記録。


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(01~23)発心の道場

いざ、修行の道場。



いざ、修行の道場。

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


昨日の宿であった鯖大師では、朝のお勤めで護摩祈祷もやってとてもいい雰囲気であった。

さて、今日は徳島県から高知県に入ったんだが、23番札所の薬王寺から24番札所の最御崎寺の間は74.4kmもあるので、今日はひたすら歩くのみであった。でも、ひたすら歩いてもまだまだ次のお寺にはたどり着かないのが悲しい。

ただ、今日は札所には行かなかったけど、遍路道を歩いているとよく見掛ける「東洋大師」さんに寄って納経してきた。
オレがついたときお寺は留守であったが、ちょうど昼時であったので境内で他の参拝客の方としゃべりながらお昼をとっていると、ご住職が犬をつれて帰ってきたので、ご住職としばしお話しをする。
それにしてもこの犬が人懐っこいんだ。つか、オレのお昼がとっても気になるようだ。で、あまりにも愛想を振りまくものだから、食パンをちょっとあげると美味しそうに食べていた。その後、食後のフルーツで先程いただいた小夏の皮をむいていると、これも食べたそうにしているから、一切れあげてみたが、こちらは犬の口には合わないようであった。その後、そういえばお煎餅もあったなと思い、食べようとすると、またまた欲しそうな顔をして見つめてくる犬。ためしにひとかけらあげてみると、これもまたお口にあわないようで一口たべてやめちゃった・・・お前、だったらそんなに欲しそうな顔をするなよ。と言いたくなったりして。

今日も2ヶ所でお接待をしていただいた。ひとつはふくながという喫茶店で、コーヒーとトーストをごちそうになった。遍路をやっているときのコーヒーのなんとうまいことか。
もうひとつは、みかんを売っているおばちゃんふたりから二種類のみかんをもらったのだが、そのうちの「小夏」というみかんがちょっと変わっていて、リンゴのようにナイフで皮をむいて食べる。皮の内側のしろいふかふかしたところも美味しいのである。この小夏はちょっとすっぱくて、疲れたときに最適であった。
そういえば最近、お接待をしていただいたときにすっと納札を出せるようになったんだが、この納札って自分の出身地を書いてあるから、はなしのタネになって便利だなって思った。

本日の行程
鯖大師
↓22.1km
東洋大師
↓13.4km
佛海庵
↓7.6km
民宿徳増

合計43.1km

発心の道場もここまで



発心の道場もここまで

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今日、薬王寺・鯖大師と打ち終えて四国88ヶ所および別格20ヶ所ともに、徳島県のお寺を無事全部まわり終えることが出来た。これもひとえに、四国の方々、この日記を見てくださる方々、コメントを下さった方々、その他様々な方々のおかげです。ありがとうございます。
思い起こせば、4月11日に1番札所奥ノ院の種蒔大師で種を蒔き(愛染院の和尚さんのお言葉)ちょうど10日でここまで来たけれど、ホント色々なことがあって、すでに1ヶ月位経ってしまったんじゃないだろうかって錯覚してしまうくらい濃密な日々を過ごさせていただきました。
「発心の道場」(徳島県)もここまで、明日から「修行の道場」(高知県)に入ります。
で、さっそく修行するってわけじゃないけど、明日は42キロほど歩く予定です。40キロオーバーなんて未知の領域ですが、まぁなんとかなるでしょう。(つか、なんとかならないと困るんだけど。)

今日も2ヶ所でお接待していただいたんだけど、歩いているときのみかんってとってもうまい!!おもわずバクバク食べてしまった。

写真は、次の札所までの距離を記す道しるべ。
次の札所まで90キロ!気が遠くなりそうです。

本日の行程
弘陽荘
↓0.8km
薬王寺(23番札所)
↓20.4km
鯖大師(別格4番札所)

合計21.2km

大根と書いておおねと読みます。



大根と書いておおねと読みます。

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


昨日から今日にかけて、同じ宿に泊まったり、歩くペースが同じだったりってことで千葉から来た方と歩いていたが、途中、彼の足の調子が悪くなってきたので夕方ごろ「先に行ってください」って言われて別れた。やはり歩き始めてから1週間以上たってくると足の調子を悪くするみたいです。オレも気を付けねば。

今日は、3回もお接待をいただいた。一つは125回も遍路をやっている人から、あとは二ヶ所でお茶とお菓子のお接待をいただいた。

お茶のお接待をいただいたひとつは平等寺に行く途中、大根峠をぬけてホッとした場所の菜の花畑の前にテントがはってあり、そこで地域の方々が我々遍路のためにお接待をしてくれていた。お話しによると、遍路の多い春と秋に接待所をもうけているとのことで、先日はNHKの「てくてく」でも放送されたと言ってた。ここの方々は大根峠の草刈りなどもやってくださっているとのことで、そんなお話しを聞くとますます、我々遍路は、四国の方々に歩かせていただいているんだとのおもいが強まった。ありがたいことです。
もうひとつ、お接待いただいたのは、平等寺から薬王寺に至る20キロ以上におよぶ長い道のりのちょうど半分くらいの場所、田井の浜という場所にある休憩所にて、この休憩所はこの3月に出来たばかりだそうで、せっかくこんな立派なものが出来たのだからと言うことで、これもまた地域の方々が運営してらした。ここでは「コーヒーにしますか?お茶にしますか?」と聞かれたのだが、ちょうどそのときは5人の遍路がいたのだがみんなコーヒーを希望した。やはり、遍路をやっているとコーヒーなどという嗜好品をたしなむ機会が減るのでついつい欲しくなるようである。

さっき、テレビのチャンネルを回してたら、ちょうど黒沢明監督の用心棒って映画をやってるのでついつい観てしまった。たまには映画もいいもんだ。

写真は大根地区の接待所。
テントに「大根いやしの道を守る会」って書いてあったので、なんでダイコンなんだろう?って不思議に思って「ここは大根の産地なんですか?」って聞いたら「ここはおおねという地区です。」と言われた。漢字の読み方はいっぱいあって難しいものですね。

今日の行程
龍山荘
↓7km
平等寺
↓6.6km
弥谷観音
↓16.4km
弘陽荘

合計30km

やまない雨はない。



やまない雨はない。

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


4月18日は龍山荘という、山奥の宿に泊まったんだけど、ここはあまりにも山奥で携帯の電波が届かなかったので、昨日の原稿を今日投稿しています。
ただ、この宿は、山奥であると言うことを除くととてもよい宿でお遍路さんにも人気の宿であるらしい。ご飯も美味しかったし、宿の人もとても親切だった。
—–

なんて大層なタイトルをつけちゃったけど、今日は2日ぶりに雨があがった。カッパをつけずに歩くことのなんと身軽なことよ。
今日は、鶴林寺→太龍寺という遍路ころがしと呼ばれる難所にやってきた。
鶴林寺も太龍寺も、ともに標高が500m程の山のてっぺんにあるお寺である。長野の人は標高500mと聞いても「たいしたことねーじゃん。」って思うかも知れませんが、登り口が標高3〜50m程度であるため、かなりの勾配である。

そんな急坂を登ったからってわけじゃないけど、今日行った二つのお寺はともに落ち着いた雰囲気でとてもよかった。両方のお寺とも、古い建物を丁寧にきれいに使っているっていう印象。
また、鶴林寺に至る遍路道はとてもきれいに維持していただいており、歩いていて嬉しい限りである。なんと数十メートルおきくらいに竹ぼうきがおいてあるんだ。

写真は太龍寺の天井絵。

本日の行程
ふれあいの里さかもと
↓6.7km
鶴林寺
↓6.7km
太龍寺
↓3.9km
龍山荘

合計17.3km

今日の宿は職員室



今日の宿は職員室

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


今日も朝から雨降り。
なんとなく憂鬱であるが、こればっかりは仕方がない。と覚悟を決めて歩き始める。
今日も歩いている途中で、ちょっとの間だけど、道連れができた。宿屋が何度か一緒になって挨拶はいつも交わすのだが、話すのははじめてのご夫婦である。で、話していると、関西弁である、ひょっとして大阪人か?と思い「どちらからですか?」と聞いてみたら京都の方だった。さすがにいつもいつも大阪人ばっかりにであうわけないか。でも関西からの遍路の人って多いんだなと思った。

まぁ、それはさておき、今日は札所を2ヶ所と別格3番の慈眼寺をまわった。
毎度のことだけど、別格の霊場はとんでもないところにあった。
写真は慈眼寺に行く途中の山道。四国に来て思うんだけど、こちらでは竹林と椿がとても多い気がする。

そういえば、休憩をしてからあるきはじめるとかならず足が痛くなるんだけど、ちょっとヤバイのかなぁ〜って思ってたら夕食の時、山形から来たお坊さんと話しててその話題になったんだけど、休憩をし終わったあと歩き始めると必ず足が痛くなるのは、みんな一緒だとのこと、なんだ、自分だけじゃないんだと思ってすこし安心した。

今日の宿は「ふれあいの里さかもと」というちょっと前まで小学校だった施設である。施設の方に話しをきくとオレの泊まる部屋は以前職員室だったらしく、大きい部屋で8畳間と6畳間の二部屋つづきである。そういえば一昨日もそうだったなぁ〜昨日は4畳間でとても狭かったので、広い部屋をあてがってもらうととても嬉しい。

本日の行程
民宿ちば
↓0.5km
恩山寺(18番札所)
↓4.0km
立江寺(19番札所)
↓16.6km
ふれあいの里さかもと
↓3.2km
慈眼寺(別格3番札所)
↓3.2km
ふれあいの里さかもと

合計27.5km

初の本格的な雨降り



初の本格的な雨降り

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今日は歩きはじめてから初の本格的な雨降りにあった。カッパを着れば身体は濡れないのだが、靴だけはどうしようもなく・・・夕方宿についたとき足はしわくちゃにほとびてしまっていた。普段はスニーカーが歩きやすいし通気性がよくていいんだけど、雨降りだけはスニーカーじゃ厳しいものがあります。ま、天は二物を与えずって言うしこればっかりは仕方がないのかな。
つか、携帯電話が雨に濡れちゃったんだけど、そのせいでボタンの一部の動作がおかしくなってしまった・・・明日の朝、乾けばなおるといいんだけどなぁ・・・

昨晩は建治寺の宿坊に泊まったんだけど、ここはとっても良かった。
このお寺は、4人お坊さんがいらっしゃるみたいなんだけど、住職が年輩の方であとはみんな若い方(男1女2)という構成のせいか、きっちりしたところと緩いところをあわせ持った感じでとても居心地が良かった。
つか、昨晩の宿泊はオレ一人だったので部屋も8畳間と続きの6畳間を一人で使うという贅沢ができてなんだかお殿様みたいな気分が良かった。まあ、それよりなにより、たった一人オレだけのためにもてなしていただいてホント感謝です。
それに、ここは景色が素晴らしい。建治寺というお寺自体が結構高い場所にあるからなんだけど、夜になると徳島(たぶん)の夜景が部屋からも一望できてとても気分が良かった。料理もボリュームがあったし、値段も安かったし(5500円朝夕つき)、それに朝のお勤めもあったし。
つか、このお寺では般若心経の途中で大太鼓をドンドコと鳴らすんだけど、なんだかお腹に響いていい感じだった。このへんは、お寺の成り立ちからして修験道的な要素が混じってるんだろうかなと思った。また、このお寺では希望すると滝行をすることが出来るようです。
ま、そんななんやかんやで建治寺の宿坊はおすすめです。番外霊場なので来る人が少ないけれど、こんなにいいお寺に来ないのはもったいないと思った。
さて、朝食後に会計をやってもらうとき「次の大日寺へはどの道を行けばいいですか?」と聞いたら「険しいのをお望みなら分かれ道を右に行けば鎖場です。」と言われたので、迷わず鎖場への道を選択したのだが、ホント険しかった。ちょっとした登山をしてる気分になっちゃいました。写真がその鎖場です。
今日は、この鎖場をふくむ建治寺遍路道と地蔵越遍路道という二つの古くからある遍路道を通ったんだけど、これら古い遍路道をきれいに維持管理してくださることに感謝である。

明日も引き続き雨降りのようだ。いささか憂鬱であるが、晴れの日が続くわけでもあるまいし、雨の日をいかに快適に過ごすのか、前向きに考えられるようになりたいものだ。

本日の行程
建治寺
↓4.1km
大日寺(13番札所)
↓2.3km
常楽寺(14番札所)
↓0.3km
慈眼寺(14番奥の院)
↓0.5km
国分寺(15番札所)
↓1.8km
観音寺(16番札所)
↓2.8km
井戸寺(17番札所)
↓16.3km
民宿ちば

合計28.1km

トンネルは怖かった。



トンネルは怖かった。

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一昨日・昨日・今日と、ところどころで道連れになった人とおしゃべりしながら歩いています。
で、不思議なことにおしゃべりしながら一緒に歩く人って、今のところみんな大阪から来た人だったりします。大阪から遍路に来てる人が多いからなのか、大阪人はおしゃべり好きだからしゃべりながら歩くのか、ただの偶然か。
でも、色々な方と話しをしてみるととても楽しい。というか、ためになる。皆さんいろんな人生を歩んでこられて、それぞれの理由や想いがあって遍路をはじめられて。
明日はどんな出会いがあるのだろうか。

話しはかわって、遍路の体験記等を読むと必ず出てくるのが「トンネルを歩くのは怖い」ってはなし。
オレも今日はじめてトンネルを歩きました。新童学寺トンネル。
今日のトンネルは比較的新しいものだから、照明は明るかったし、歩道があったけれども、リュックに反射板をつけて、手にはライトをもって進んだけど自分の真横を車がビュンビュン通りすぎるのはホント怖かった。
一度でもこういう経験をすると、遍路が終わって長野に帰ったあとは穏やかな運転が出きるんじゃないだろうかって思ったりします。

今日の宿泊は建治寺の宿坊。
ここは山の上の方にあるお寺なので景色が素晴らしい。このお寺は札所ではないのでのんびりした感じ、落ちつくなぁ。
さて、足も慣れてきたことだし、明日から歩く距離をすこしずつ増やしていこうかな。

本日の行程
なべいわ荘
↓15.8km
童学寺(別格2番)
↓6.2km
建治寺

合計22km

焼山寺への道



焼山寺への道

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本日は遍路みち最大の難所と恐れられている焼山寺への道を登った。

前日の晩に降っていた雨も朝にはあがり、暑くもなく、雨も降っていないという山登りには絶好のコンディションに感謝しつつ山登りをはじめる。

この山道は、藤井寺から一気に登り、登ったと思ったら今度は柳水庵に向かって山道を下り、下ったかと思うと、また杖杉庵に向かってふたたび登り、せっかく登ったと思ったらまたすぐに下り、そして、最後に本日一番の急坂を焼山寺に登るというアップダウンの繰り返しであった。

この焼山寺への山道にはお地蔵さんがたくさんならんでおり、それらを見ていると山登りのつらさも少しはまぎれるような気がしました。つか、お地蔵さんってみんな同じ顔に見えても実はすこしずつ違った顔をしていて、でもみんなにこやかないい顔をしていて、見ていて飽きませんね。

それにしても今日は休憩時間が長かったし、いっぱいしゃべったなぁ。やはり、キツい思いを共有するもの同士、今日は休憩中の歩き遍路同士の雑談に花が咲いた。

本日の行程
旅館吉野(7:12発)
↓0.8km
藤井寺(7:22発)
↓3.2km
長戸庵(8:22着)
↓3.4km
柳水庵(9:12着11:13発)
↓2.2km
浄蓮庵(11:47着)
↓4.1km
焼山寺(13:30着13:55発)
↓1.4km
焼山寺奥之院(14:21着14:30発)
↓1.4km
焼山寺(14:50着15:00発)
↓1.8km
杖杉庵
↓1.8km
なべいわ荘(16:30着)
合計20.1km

本邦初公開!



本邦初公開!

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現在、このような格好でお四国をまわっております。
四国以外でこんな格好をして道を歩いていると、みんな目をそらしてしまうかもしれませんが、ここ四国ではこんな格好で歩いている人がたくさんいます。つか、今日は日曜日だし、天気がよかったせいか、いままでで一番歩き遍路の方を見掛けました。

お遍路をはじめて三日目の今日は、歩いてる途中はじめて道連れができた。
一人で歩いているときは、きれいな景色があれば好きなだけ見とれることができるし、思う存分考え事というか自問自答(そういえば自問清掃ってやったなぁ)をすることができるというメリットがありますが、道連れができると、それらのことはできないかわり、一人で歩くのとはまた違った楽しみがありました。
道中おしゃべりをしながら歩いてればいつのまにか遠い距離を歩いちゃうことができたり、お互いの情報を共有したり。あと、食べ物を分かち合ったり、写真を撮ってあげたり。などなど。
お遍路もまだまだはじまったばかり、まだまだいろいろ楽しみがあるようで楽しみです。

今日の宿屋はケーブルテレビが入っているのだろうか?スペースシャワーテレビが見れるのでなんか楽しい。

明日はいよいよ遍路ころがしと恐れられている焼山寺に登ります。
明日の朝になったら雨が止んでいますように。

今日の行程
十楽寺(7番札所)
↓4.2km
熊谷寺(8番札所)
↓2.4km
法輪寺(9番札所)
↓3.8km
切幡寺(10番札所)
↓9.3km
藤井寺(11番札所)
↓0.8km
旅館吉野

合計20.5km(地図上の距離)

皮がムケはじめた



皮がムケはじめた

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頭を剃ってから1週間、昨日からは傘をかぶってるからいいんだけど、それまではなにもかぶらず過ごしてたので、頭皮にかなりの紫外線を浴びてたらしく、頭の皮がムケはじめました。
そんな遍路二日目の今日は、予定組みを失敗してしまった。
今日は普通の遍路コースにはない山奥にある別格のお寺(長野から四国まではるばる行くのだから、88箇所だけじゃなく、別格20箇所と呼ばれるお寺もあわせてまわろうって野望を持っています。ちなみに別格20箇所をまわると、合計108箇所で煩悩の数です。そして普通にまわるより200km程度距離が増えるらしいです。)をまわる予定だったので、かなり余裕を持たせた日程を組んだんだけど、かなり山奥にあって結構時間がかかると聞いてた大山寺についたのが8:30頃。オイオイ
お経を読み終わって境内を見物したりしても9:00ぐらい、さて困った。このままだと宿泊先の十楽寺に午前中のうちに着いてしまうんじゃないか・・・と思っていたら、救世主登場。
栃木から来た車でまわっている方となんやかんやと話しをする。すると11:00くらいになってた。
ちなみに、栃木の彼は2週間だか休職して遍路に来たけど、復職するときはもとの部署には戻れないだろうとのこと、やっぱ長い期間をとって遍路をするってことはどこかでリスクを取らなきゃいけないのかなって思った。ま、そんな深刻な話しばかりじゃなくて、遍路情報の交換や、過去にどこに旅したかなどの話しもしましたが。
その後も途中で休憩を長めにとったりして結局14:00頃宿坊に到着。ま、旅に出て6日目だしここらで休養をとってもいいだろうってことで今日は早じまいでした。

写真は十楽寺宿坊の部屋。
まるでホテルのような設備。そして、宿坊だからお勤めがあるのかとおもいきやそれもナシ。せっかく、お遍路に来たんだからってことで、普段は泊まることのない宿坊に宿をとったってのになんだか期待外れです。(価格もいままでで一番高かったのに・・・)
そういえば、昨日の宿は昔からの遍路宿で、宿泊客同士でわいわい語り合える雰囲気があったけど、普通のホテルみたいな今日はそんな訳にはいかずに残念。
宿は遍路宿の方が面白いのかな。ただ遍路宿の朝は早いのが難点ですが…(今朝は宿のおばちゃんに6:30には出発させられてしまった)
ちなみに、昨日の宿ではオレを入れて4人が泊まったんだけど。
滋賀から来た青春18きっぷを駆使して日本中を旅してる奥さんに元町内会長の旦那さん。土佐清水の鯖と弘前の桜をゼヒにと進めて下さった川崎のおじさん。にオレという組み合わせでなかなか楽しかった。
こうやって旅をしていると、普段の生活では出会うことのないような人と接点が持ててとても楽しいです。

さて、明日は「遍路ころがし」と恐れられる焼山寺越えの手前まで行く予定です。

そろそろ足が痛くなってきました。

今日の行程
森本旅館
↓6.5km
大山寺(別格1番札所)
↓6.8km
安楽寺(6番札所)
↓1.2km
十楽寺(7番札所)
合計14.5km(地図上の距離)

発心の道場のはじまり



発心の道場のはじまり

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


いよいよ今日からが、四国遍路の本番です。ちなみに、お遍路では四国4県のうち、徳島県の部分を発心の道場と言います。

お遍路をはじめて1日目、四国に入って3日目なんだけど、四国の方々のやさしさをいただくたびに、なんとも言えない不思議が気持ちが込み上げてきます。
お四国にはお接待という風習があります。昨日はこんぴらさんのお土産屋さんで、今日は歩いている途中で。お接待をうけました。
正直なところ、オレが遍路をはじめた理由は、信仰のためでもないし、家族や友人を供養をするわけでもない、ただの好奇心です。
そんな自分勝手に歩きたいから歩いているだけの見ず知らずのこのオレになんでこんなにやさしくしていただけるんだろう?って今日は歩きながら考えてました。
ま、いきなり答えは出るはずのない問いですが、88箇所まわってる間にちょっとでもいいから、なにかをつかめればいいなと思いました。

写真は、遍路道保存協力会の道しるべ。
遍路道の迷いそうなところや分かれ道等に記してある、お遍路さんにはとっても重要な道しるべ。
なんですが、、、この矢印を一所懸命追っかけてるといつの間にか矢印があればなんでもかんでも反応してしまう自分がいて少し怖いです。つか、おもわず「住宅展示場→」ってなほうに行きかけちゃいました・・・

今日の行程
東林院(種蒔大師)
↓2.5km
十輪寺
↓1.3km
霊山寺(1番札所)
↓1.4km
極楽寺(2番札所)
↓2.6km
金泉寺(3番札所)
↓3km
愛染院
↓2km
大日寺(4番札所)
↓2km
地蔵寺(5番札所)

森本旅館
合計14.8km(地図上の距離)