平成20年4月11日に四国八十八箇所と別格二十箇所巡りをはじめ、5月30日に高野山へお礼参りをするまでの記録。


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その後

お礼参り。



お礼参り。

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


今日はいよいよお遍路の総仕上げとでも言おうか、高野山にやって来た。

昨日泊まった九度山の宿を出発して、まず慈尊院というお寺に向かう、そこから高野山への町石道がはじまるのであるが、このお寺と、そのとなりにある丹生官省符神社は世界遺産になっている。
そして、登山前にこの神社の神主さんと暫しお話しをしたんだけど、山登りのコツを教えていただいたり、世界遺産のことなどいろいろ教えていただいてたらあっという間に時間が経っていて少しあわてた。それにしても、世界遺産って単純に国宝の延長線上にあるようなものなのかなって思ってたけど、そうでもなくいろいろな制限があるようだ。

その後は、いよいよ町石道を登ったんだけど、この道は1町(約109メートル)毎に目印の石(町石)が建っているし、いがいと多くの人が通るようで、道筋もしっかりしているので歩きやすかった。
そんな町石道を4時間程度登ると、いよいよ高野山の大門である。

高野山についてからは、お遍路をやっている最中で、徳島あたりで知り合ったお坊さんにずいぶんとお世話になった。
奥の院と金剛峰寺に車で連れていっていただいたり、そのあと宿坊までお接待していただいてしまった。
この方とは、今日いろいろとお話しをさせていただき、有意義な時間を過ごすことができた。このように、いろいろな方々と知り合うことができ、お遍路をやってホントに良かったなぁと思う。

それにしても、人と人との縁ってやつは不思議だ。

写真は、高野山の大門。
さすが真言宗の元締めであると思わせるでっかい門であった。

本日の行程

中川亭

慈尊院

丹生官省符神社

桜池院

高野山奥の院

金剛峰寺

桜池院

さよなら四国



さよなら四国

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


今日は、50日ほど滞在した四国を離れて和歌山に向かった。
お遍路をした者は道中の無事を感謝して、高野山の奥の院にお礼参りする習慣があるので、オレもそれにならい明日高野山に登るのである。

高野山に登る道としては、和歌山県の九度山町から丁石道という整備された山道があるので、ここから登ることにして、今晩は九度山に泊まりである。
さて、九度山と言えば、真田昌幸・幸村父子が流された地であり、かねてからどんなところなのか興味があったので、真田庵に行ってみた。
そしたら、遍路の終盤でちょくちょく顔を合わせてたオバサンと対面。
昨日の朝にあったばかりだけど、四国で知り合った人と和歌山でであう不思議さで、真田庵の見学もそっちのけで、話しが弾んでしまった。
まぁ、人と人とのであいなんて滅多にあるものじゃないし、真田庵の見学はまたの機会にすることにしよう。

写真は、真田庵にあった神社
ここ九度山でも真田はかなり人気があるようだ。

本日の行程

剣山ホテル

徳島駅
↓バス
徳島港
↓フェリー
和歌山港
↓電車
和歌山市駅
↓バス
和歌山駅
↓電車
高野山口駅

真田庵

慈尊院

中川亭

噂を信じちゃいけないよっ!



噂を信じちゃいけないよっ!

Originally uploaded by 88nakamuratakahiro


本日、めでたく108ヶ所目のお寺にお参りすることができ、オレのお四国参りも一応ケリがつきました。
ホッとしたような。寂しいような。うれしいような。悲しいような。
そんないろいろな気持ちが交錯しております。

さて、話しは変わって、噂のはなしですよ。
歩き遍路をやっていると、いろいろなお遍路さんとお話しする機会があります。
お遍路さんのする話しなので、大体がどこかのお寺とか宿の話しが多いんだけど、その中の噂話のひとつに「大滝寺のご住職は偏屈だ!」っていうことを何人ものかたに聞いてました。
大滝寺といえば、別格20番札所、結願のお寺である。
正直なところ、最後に行くお寺に偏屈な住職がいると思うとちょっと気が重かった・・・
でも、今日、大滝寺に行ったら、全然そんなことがなく気さくなご住職でビックリでした。って、こんなことにビックリするなんて不謹慎ですが・・・

ひょんなことから、今日は大滝寺のご住職とお話しする時間がとれたのでたくさんお話しをすることができた。
ギャンブルの話しからはじまり、仏教とはなんぞや、ってな話しになり、この大滝寺のことをいろいろとうかがい、そして、最後には、親切に道案内をしていただいた。
それにしても、聞けば聞くほどに、この大滝寺というところは大変のようだ。まず、山のてっぺんだから水がない。国有地に囲まれているから電気も自由にひけない。標高が高いところだから冬はお寺の周辺だけが雪が降る。などなど。
そんな場所だからか、今のご住職がこのお寺に来てから30年であるがその前の10年ほどは、お寺に誰もいない状態であったらしい。
おそらく、この30年いろいろと大変だったんだろうなと思った。
やはり、噂話なんてものをやみくもに信じず、自分の目で確かめること。これが一番大事ですね。

でも、ご住職に聞いた話しでちょっと面白かったのは「誰も理解するもんがいなかったからやめた。」って一言である。
納経所に火の上を歩いている写真があったので「こういう行事があるんですか?」って聞いたら帰ってきたこたえである。ちなみに21年間続けた行事だったらしいがひとつの行事がなくなるということはなんとも残念なことである。

写真は、大滝寺の大師堂。
今度の土曜日に取り壊して、新しく立て替えるそうで荷物整理のまっただなかであった。
大滝寺では、お茶と車のお接待をしていただいた。とてもありがたかった。

本日の行程

八十窪
↓24.3km
大滝寺
↓地図に載ってない場所なので不明(ご住職にお接待で車に乗せていただいたので実質歩いたのは15kmくらいか・・・)
切幡寺
↓6km
阿波川島駅→徳島駅

剣山ホテル

最後に。
オレを四国に呼んでくださったお大師さんに感謝。

様々な心配りをしてくださった四国の皆さんに感謝。

様々なかたちではげましてくださったおへんろ仲間・友人・マイミクの皆さんに感謝。

丈夫な身体に育ててくれ、いろいろ心配してくれた家族に感謝。

そして、最後にオレのカラダもよく動いてくれた。

今回オレは、遍路をすることにより、感謝することを改めて考え直し、あらたに知ったと思いました。